アンチが育てる

 今日のクライアントさんも女性起業家さんでした。前の会社を退職して起業されたそうです。邪魔だからといって追い出しておきながら、現在でも前の会社の人からいじわるされているそうです。「○○って会社は業績不振らしいですよ。負債超過で1ヵ月後には潰れますよ。」と、根も葉もない営業妨害的な電話をされるとか・・・やり口が子どもです。

 

 私も「あいつは使わない方がいいぞ」的な電話を、セミナー受託元に入れられたりする意地悪をよくされます。匿名で電話しているようなのですが、誰がやったのか、実はけっこうバレてるんですよね。ところで、診断士の場合はそういう電話があると、逆に「ハク」がついたりします。ある支援機関の人の話・・・


「TVとかに出ている有名な先生を呼ぶと、熱烈なファンからも問い合わせが来ますが、逆に、必ずと言っていいほどそういう電話が入るんですよ。まあ、我々もいちいち対応しませんけどね。でも高見先生、まだ若いのに珍しいですね(笑)」

 

 「アンチAKB」がAKBを育てているのと同じ構造かもしれませんね。しかし、こういった妨害電話は、「威力業務妨害」もしくは「偽計業務妨害」という罪に問われます。クライアントさんに対しては、こういう問題に対応してくれる弁護士さんを紹介してあげたりするのが、我々診断士の役目です。


 まあ、そういう人たちもやってはダメなことだと分かっているのでしょうけれど、「感情論」でやっちゃうのでしょう。彼らに懲罰するのではなく、なんらかのカウンセラーを傍につけてのケアが必要なのだと思います。