さて、政治ショーを小バカにしつつも、高見のやっている仕事は主に国関係の仕事ですので、政治の動きと無縁ではありません。中小企業診断士として高見がしている仕事は、主務官庁である中小企業庁(経済産業省)の専門家業務のほか、内閣府、厚生労働省といったところから予算が下りているプロジェクトに関わっています。
政権が代わると、それまでついていた予算がなくなったり、新しい事業が増えたりしますので、私と同じように士業として国の仕事をしている方々には、気が気じゃない年末かもしれません。
ここでみなさんにご提案したいのは、財務分野の「ポートフォリオ理論」です。ポートフォリオ理論とは、有価証券の組み合わせ理論のことです。たとえば円高になると値上がりする株と、円安になると値上がりする株があったとしたら、逆の動きをする両方を保有することで、リスクを分散させることができる・・・という理論です。
私たちの仕事で言うならば、世の中が右に振ろうと、左に振ろうと、どちらでも対応できるように分野を広げておくことが重要だということです。そのぶん、分野専門性は若干犠牲になりますが、財テクも仕事も、リスク分散の考え方を常に持っておきたいものです。
リスク無視で一途に突っ走るのは、色恋沙汰くらいにしておきましょう(笑)
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