大阪には、農業活動によりひきこもりの若者等を支援しているグループがあります。メンタルを病んでいる人たちに対し、宿泊型の農業体験により自己肯定感の創出機会を提供するというものです。彼らの活動の立ち上げに私もほんの少しだけ関わったのですが、大阪府下でも大変評判のよい活動になっているそうです。
というわけで今日は支援機関のチーフと一緒に、彼らのコンサルティングに入りました。
今年は公的なお金が入っているそうなのですが、次年度の活動継続をどうしていくかという相談です。よその団体からも同じような相談を受けることがあります。難しいですよね。公的であればあるほど、儲けにくくなっていくのがジレンマですから。特に農業の場合は儲けるのにも工夫がいります。しかも若いスタッフさんたちですので、彼ら自身が人生をどう生きるかという問題とセットになる話でもあります。
特に今年は国会が空転していますので、国や自治体の事業も定まらない状況であり、公的な資金をアテにするにも、いつどんなお金が出てくるかわかりません。
結論としては、「やってみたいビジネスプランを考えるべし」という結論に至りました。収支やスケジュールも含めた詳細を先に作っておくことで、公的な資金の急な動きにも柔軟に対応していくことができます。
たしかに、私自身役所を辞めて以来フラフラしていますが、何か面白い話があったときに乗れるように準備はしていた気がします。とはいえ、ビジネスプランまで作れているか・・・というとちょっと自己反省するところがあります。そろそろ何か考えないとなぁ。
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