人はなぜ働くのか?

 教え子の学生から、その子の働くバイト先(飲食店)が、私の事務所のすぐ近くにあることを聞き、さっそく一杯やってきました。

 

 就労支援機関での仕事でも感じることですが、教え子が仕事をしている様子は感慨深いですね。経営指標の分数計算もできなかった子が(笑)テキパキとオーダーを取ったりしている様子は本当に嬉しいものです。

 

 金八先生とかの学園ドラマでも、生徒のバイト先に行くシーンがあったのを思い出します。ドラマの場合は不良とか問題児がアルバイトをしてて「なんだよ金八~、来るんじゃねえよ~」とか言ったりして(でも生徒も実は嬉しかったりしてね)結構好きなシーンです。あ、私の場合は笑顔で歓迎されましたよ(・・・念のため)。

 

 今夜注文した肴は卵焼き。ふわふわしていて美味し!生ビールも注いでもらいました。教え子にビールを注いでもらうのは、成人式を迎えた子どもと飲み交わす父親の心境でしょうか。

 そこでもいつもどおりのペースでビールを飲んでいると

 

「先生っていつも楽しそうやね♪」

 

・・・と教え子に言われました。たぶん学生さんたちといるときの顔と、ビールを飲んでいるときの顔は同じなのかもしれませんね。(AKB48を視ているときも)

 

 人は何のために仕事をするのか。難しい命題ですが、僕の場合は1秒でも多く「そんな顔」になるためなのかな・・・と思うのです。そんな顔になれるなら、仕事は講師だろうがハイパーメディアクリエイター(って何?)だろうが、何でもいいんでぇござぁますよ。