7月3日(日)、たかみが就労支援の仕事でアドバイザー勤務している大阪府某市へ、内閣府参与湯浅誠氏が来訪されました。
湯浅誠氏といえば、「年越し派遣村」の実施で有名な方ですね。現在は内閣府参与として、パーソナル・サポート事業の運営を担当されています。もともと肩書きとか気にしない方ですが、それに輪をかけて「普通のお兄ちゃん」って感じの印象でした。そういうところが地域の実践者から愛されるのでしょうね。
就労支援の分野では他の自治体ではあまりやっていない「出口開拓」すなわち就労先となる企業の開拓に関心を持っておられるようでした。私はその分野の「専門家」ということになっていますが、まだ始まったばかりで、徒手空拳状態です。
とはいえ、中小企業診断士がこういう福祉的分野にいるということ自体が珍しかったようで、中小企業診断士の制度や普段の仕事内容などをお話しました。妄想ですが、私のような活動をする診断士が増えて、中小企業診断士の職域を増やしていけるといいなと思いました。独占業務の限定がない診断士の場合、経済産業省管轄にこだわる必要はないですしね。自立支援法やら、新しい公共やら、民間団体の自立を国も言っているのですし、「福祉施設やNPOが儲かる仕組み」をサポートする専門家として、診断士が厚生労働省や内閣府の仕事をやる時代もそう遠くはないと思います。
★写真は大阪名物「たこせん」。これ1枚にたこ焼き2個挟まれて120円ですよ。ホンマ大阪は「安くて美味し」なものが揃ってはりますなぁ。
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