デパート社員の登竜門「販売士」

 せっかくなので、販売士について書いておきます。「販売士」とは、日本商工会議所が実施している公的資格です。1級から3級まであり、1級は経営者、2級は店長、3級は販売員にそれぞれ必要なスキルが身につく試験内容となっています。特にデパート(百貨店)の社員さんに人気の資格で、自前で研修をやっている企業さんも多い資格です。

 

 特に人気のある販売士3級は、売場の担当者などが対象の資格で、売店舗運営の基本的な仕組みを理解し、販売員としての基礎的な知識と技術を身に付けることができます。たとえば店舗レイアウトや陳列の方法など、近所のコンビニエンスストアに色々な手法が凝らされていることも分かり、とっても身近で楽しい学習内容です。

 

 合格率も50~60%と高水準であり、7月と2月の年2回開催されるため、大変受けやすい

試験となっています。商工会議所の研修を受けることで、一部科目免除も得られます。

 

【参考:日本商工会議所http://www.kentei.ne.jp/retailsales/index.php

 

 たかみも登録講師になりましたので、いずれ商工会議所等で講師をするかもしれません。そのときはぜひ皆さんも受験をご検討ください。個人的にはこの資格を取ってから、デパートなどの陳列や接客を見たりするのが面白くなりました。「1級持っていれば全国のデパートで全品10%割引」とかあるともっといいんですけどね。たかみの保有資格は仕事以外のメリットがないなぁ・・・。

 

★写真は東京で堪能した昼酒とガツポン(豚の胃袋ポン酢和え)。豚ホルモンは美味し!